
ナインタイル ポケモンドコダ!を、5歳と4歳の息子と遊んでみました。
ポケモンの絵柄が描かれたカードを素早く並べて遊ぶカードゲームで、対象年齢は6歳以上となっています。

4歳だけどできる?まだ難しい?
4~5歳くらいのお子様と、一緒に遊べるか?難しいかしら?と思っている方も多いのでは。
結論から言うと、4歳くらいのお子様とも楽しく遊べます!
ただ、公式ルールでは難しい所もありましたので、我が家の4歳児と遊んだ様子や、4歳児と5歳児が仲良く遊べるように工夫したところなどをご紹介します。
子どもから大人まで、楽しく盛り上がって遊べますよ。
ナインタイル ポケモンドコダ!の紹介


タイトル | ナインタイル ポケモンドコダ! |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 約15分 |
対象年齢 | 6歳以上 |
定価 | 3,520円(税込)※2025年4月時点 |
「ナインタイル ポケモンドコダ!」は、だれでもすぐに楽しめるスピード・パズル・ボードゲーム。カードの絵のとおりにポケモンのタイルをならべるだけなのに、ウラにオモテに、なかなかめあての絵が見つからない。さあ、だれよりも早く、タイルを揃えられるのはだれだ。友だちや家ぞくでの楽しみにも知育にも、とてもオススメのゲームです。 (※この商品は日本国内にのみ販売可能です。海外に輸出することは認められておりません。)
中身はこんな感じ


箱の中には、ポケモンのタイルが36枚(9枚×4セット)、お題カード30枚、日本語と英語で書かれた遊び方説明書が入っています。
基本の遊び方


ポケモンのタイルを1人1セットずつ受け取ります。
裏向きに置いたお題カードを山にし、一番上のカードを表にしたらゲームスタート!
タイルを入れ替えたりひっくり返したりして、一番早くお題カードと同じ並べ方にできた人がそのお題カードをもらえます。もし間違っていたらお手付きです。
この手順を繰り返し、お題カードを4枚ゲットした人が出たらゲーム終了です。その時点で持っているお題カードの枚数が多い順に上位になります。



お手付きを2回した人は失格です。
5歳児・4歳児と遊んでみました


まずは基本ルール通りに遊んでみました。
おれは青!ピンク!とワクワクしながらタイルを配り、このカードと同じように並べるんだよ、と説明してスタート。
簡単そうに見えて、なかなか絵柄が揃いません。こっちのポッチャマをひっくり返すとピカチュウが足りなくなり、ピカチュウを探してひっくり返すとイーブイが無い……など、苦戦しながらも集中して頑張っています。
4歳の次男が先に完成し、はい!!!と大きな声でお題カードをタッチ。みんなで絵柄を確認して合っていたので、最初のお題カードは次男のものになりました。
5歳の長男は、「おれももうちょっとだったのにー!」と悔しがり、次やろ!と急かすので2回目を始めます。



ここまでは平和でした
2回目はカードの向きがたまたま揃っていて、また次男が素早く完成しました。はい!とお題カードにタッチすると、長男は勝てないことにやる気をなくしてしまい、不穏な空気に。もういい。やらない。と拗ねてしまいそうだったので、競わせるのはまだ早かったかと、ルールを変えることにしました。
ケンカにならないためにルール変更


基本ルールだと、早く完成した人のタイミングで中断になり、今並べていたタイルはリセットして次のお題カードに進むことになります。
最後まで完成できないことがストレスで、あとちょっとなのに!と悔しくなっているようでした。
なので、「ひとり1枚ずつお題カードを配り、完成したら大人と確認して、次のお題カードをもらう」というルールに変えて遊ぶことにしました。
これなら完成するまで自分のペースでできるのでケンカにはならず、コツをつかむ練習になります。



競争ではなく自分のペースで楽しむことで解決


絵柄を完成させて手に入れたお題カードを並べて、こんなにいっぱいできたんだよね、と満足げでした。
我が家の場合、次男の方が得意っぽい
何回かやってみて、どうやら我が家の場合は4歳の次男の方が得意のようです。
5歳の長男とは1年5か月の月齢差があるのですが、この辺の年齢はあまり差がなく遊べるのかもしれません。
次男はもともとパズルが得意なのでなにか関係があるのか?わかりませんが、勝ち負けでケンカになってしまうことを除けば、5歳でも4歳でもあまり変わらないレベルで遊べると思いました。
判断力や記憶力がつく!


ナインタイルは、判断力や記憶力が鍛えられるゲームです。
素早く判断してタイルを置く場所を決める、この裏にはこのポケモンがいる、と記憶することでスムーズに並べ替えられます。
慣れてくると、イーブイが足りないねとなった時に、イーブイはこれの裏!と覚えていたり、段取りよく並べ替えられるようになったりして、頭をフル回転させて遊べていると思います。
来客時や帰省時にも使える
ナインタイルは子どもから大人まで楽しめるシンプルなルールで、おじいちゃんおばあちゃんやお友達など、誰とでも楽しく遊べるゲームです。
パッケージも小さく、場所を取らないので手軽に持ち運びできます。
ナインタイルをリハビリや脳トレに使っている介護施設もあるらしく、帰省時には父や母と積極的に遊ばせようと思っています。
ポケモン以外のシリーズを紹介
ナインタイルには、ポケモン以外にも様々なデザインがあります。
より難しい上級版ナインタイルもあり、好みや難易度に合わせて探せますよ。
ナインタイル
いちばんスタンダードなナインタイル。
カラフルで可愛らしい絵柄です。
ナインタイル プレミアム
めくりやすく長持ちするプラスチックタイルのナインタイル。
タイルやカード表面に凸凹が付いているユニバーサルデザインです。
ナインタイル エクストリーム
形だけでなく、色をそろえるお題も加わって、より複雑になったナインタイルの上級版です。
ナインタイルエクストリーム ベロー!ミニオンズ
ミニオンをそろえたり、挨拶をそろえたり、姿かたちがそっくりなミニオンを並べ替える、上級版ナインタイルです。
ナインタイル パニック
スピードパズル形式は同じですが、より多くの条件を満たしつつ道をつなげて街を作る、脳がパニックになるナインタイルの続編です。
ナインタイル ミッキーアンドフレンズ
ミッキー、ミニー、ドナルド、デイジー、プルート、グーフィーが描かれたディズニーデザインのナインタイルです。
ナインタイル サンリオキャラクターズ
ハローキティ、マイメロディ、ハンギョドン、けろけろけろっぴ、バッドばつ丸、ポムポムプリンが描かれた、可愛らしいデザイン。
チェンソーマン ナインタイル
アニメ「チェンソーマン」の第3話エンディングの迫力あるシーンがデザインされています。
さいごに
ナインタイル ポケモンドコダ!は対象年齢6歳以上ですが、5歳児や4歳児とも楽しく遊べます。
もちろん大人が遊んでも楽しいゲームです。息子たちと遊ぶときはまだ手加減をしていますが、大人同士で競うと白熱して楽しいですよ。
息子たちもだんだん要領を得てきていますので、手加減をしていられるのも今のうちだけかもしれません。
おじいちゃんおばあちゃんとも盛り上がって遊べると思うので、帰省に持っていくのが楽しみです。
ナインタイルは子どもから大人まで長く遊べるゲームですし、ポケモンが好きなお子様にはボードゲームに親しむ入り口としてもピッタリだと思います。