この記事では、恐竜大好きな我が子と読んだ恐竜絵本の中から、おすすめのものをまとめています。
現在3歳と2歳の息子たちは、プレゼントでもらった図鑑をきっかけに恐竜にのめりこみ、今では博物館の化石を見て名前を言い当てる恐竜キッズに育ちました。
恐竜に興味のあるお子様ならきっと気に入る絵本が見つかりますよ!
これからもまだまだ読むのでちょくちょく更新する予定です。
\おすすめ恐竜図鑑/
おすすめの恐竜絵本まとめ
- 知的好奇心がくすぐられる
- 大迫力の恐竜がかっこいい
- 太古のロマンを感じる
- 子供が大興奮で喜ぶ
- 大人が読んでも感動する
読みながらこのように感じた絵本をまとめました。
怖いシーンがない、かわいい恐竜絵本は別の記事にまとめています。
かわいくて優しい雰囲気の絵本をお探しの方はこちらもおすすめです。
恐竜絵本 おすすめ22選
おすすめの恐竜絵本をご紹介します。
絵本のタイトルから気になるところに飛ぶこともできます。
- すごいぞ!!きょうりゅう
- 恐竜バス
- ベッドのなかはきょうりゅうのくに
- わんぱくだんのきょうりゅうたんけん
- みえた!きょうりゅうのせかい
- ほね、ほね、きょうりゅうのほね
- だれのほね?ぼくたちきょうりゅう
- きょうりゅうのずかん
- きょうりゅうオーディション
- きょうりゅうのかいかた
- ティラノサウルスのはらぺこないちにち
- トリケラトプスのなんでもないいちにち
- としょかんのきょうりゅう
- おまえうまそうだな
- おれはティラノサウルスだ
- きょうぼくはなまえをもらった
- いまぼくはここにいる
- コドモザウルス
- ぼくのきょうりゅうかんさつ日記
- きょうりゅう、えらいぞ
- いつかきっとみつかるさ!
- おかあさん、どこ?
- はくぶつかんのよる
すごいぞ!!きょうりゅう
プテラノドン、トリケラトプス、ステゴサウルス、ティラノサウルス… 、大好きな恐竜がいっぱい!
すごいぞ!きょうりゅう|絵本ナビ
好評『うごかせ!のりもの』に続く、めくって動かすしかけ絵本。
人気の恐竜たちが、愛嬌たっぷり、迫力たっぷりに動き出します。
精緻であたたかみのある絵で、遠い時代が想像される、恐竜えほんの新定番!
広がるしかけで、イメージが大きくふくらみます。
人気の恐竜が次々に登場するので、息子たちが目を輝かせて見る大好きな絵本。
工夫されたしかけページは恐竜たちが生き生きと動いて見え、特に木々の向こうからティラノサウルスが登場するシーンは迫力満点です。
足跡や卵、化石も登場し、恐竜好きの子供にとっては見どころ満載な1冊です。
3歳の長男は最初のページを開いた瞬間から「きょうりゅうのあしあとだ!」と食いついていました。
恐竜バス
もしも恐竜がバスになったら……。本書は子どもが大好きな『恐竜』と『働く車』がコラボレーションした夢の絵本です。ステゴサウルスバス、スピノサウルス水上バス、プテラノドンのケーブルカーを乗りついで、やってきたのは恐竜山。そこで待っていたのは大迫力のティラノサウルス観光バス! 旅の途中でもたくさんの『働く恐竜』と出会えます。ページが横長に開くしかけにより、それぞれの場面が大きく広がります。大迫力の夢の世界を存分にお楽しみください。
恐竜バス|絵本ナビ
はたらきものの車に進化した恐竜たちに乗りこんで、家族で出かけるお話です。
街の中に恐竜がいるシチュエーションが大好きな長男は初めて読んだ時からもう大興奮で、お気に入りの1冊になりました。
絵がかっこよく躍動感があり、見開きページは迫力満点で見ごたえがあります。
恐竜も乗り物も好きなお子様なら、きっと気に入ってくれると思います!
ベッドのなかはきょうりゅうのくに
おやすみ前、ぼくはお母さんに本を読んでもらうんだ。でもあかちゃんの泣き声が聞こえてきて、お母さんは出ていっちゃった。「つまんないの」ぼくは、ベッドの中にもぐってほらあなたんけんすることにした。進んでいくと、何とそこは大好きな恐竜のせかい。肉食竜ティラノサウルスにおわれて迷子になったランベオサウルスの子・ベオと出会ったぼくは、ベオのお母さんをさがす旅に出る。
ベッドのなかはきょうりゅうのくに|絵本ナビ
ベッドの中にもぐっていくと恐竜の世界につながり、恐竜好きの男の子が大冒険をするお話です。
ティラノサウルスから隠れるシーンは、鼻息が聞こえてきそうなほど迫力満点!
いろんな恐竜が出てきたり、火山が噴火したり、ワクワクドキドキする内容です。
作者のまつおかたつひでさんは、息子たちが赤ちゃんの頃から大好きな絵本「ぴょーん」の作者でもあり、生き物の描写が繊細でリアルなイラストレーターさん。
「ベッドのなかはきょうりゅうのくに」でも、端っこに描かれた昆虫や小さな生き物まで、見どころたっぷりです。
わんぱくだんのきょうりゅうたんけん
わんぱくだんシリーズ。新しくできた恐竜公園で遊んでいたわんぱくだん。滑り台で見つけた大きなたまごに導かれ、恐竜の世界へ。ワイドに広がるパノラマページも迫力充分です。
わんぱくだんのきょうりゅうたんけん|絵本ナビ
わんぱくだんの3人の子供たちが、恐竜の世界で大冒険をするお話。
トリケラトプス、ステゴサウルス、ティラノサウルス…と人気の恐竜が次々登場し、卵から赤ちゃん恐竜が生まれたり、恐竜の背中に乗ったりと子供の夢が詰まっていて、息子たちは大興奮で見ていました。
背景に描きこまれた恐竜を指さして「ブラキオサウルス!」「これはブルー?(ラプトルのこと)」と楽しそうにしていて、恐竜好きにはたまらない絵本だと思います。
みえた!きょうりゅうのせかい
光をつかって、きょうりゅうの世界をのぞいてみよう!
「ひかりではっけん」シリーズはQ&Aで展開する知識絵本です。
でも、ただ答えを教えてくれるわけじゃないんです。
部屋の灯りや携帯電話のライトを使って、ページのうしろから光をあててみると……?『みえた!きょうりゅうのせかい』では、生命の歴史の流れとともに、
みえた!きょうりゅうのせかい|絵本ナビ
きょうりゅうだけでなく、同じ時期に生息していたいきものたちも紹介します。
ページの裏から光を当てると、隠れた恐竜を見つけられたり、水中の魚が見えたり、恐竜の骨格が浮かび上がったりする、楽しいしかけ絵本です。
初めて読んだとき、息子たちの目の中にビックリマーク!が見えるようでした。スマホのライトでページを照らし、「いた!」と大喜びで見ています。
文章量もあり、浮かび上がる絵が面白くて、ワクワクしながら恐竜の生態がよくわかりますよ。
ほぼすべてのページにしかけがあり大満足です。3歳の息子のお気に入りは、水辺にいるパラサウロロフスの足元にデイノスクスが浮かび上がるページです。
ほね、ほね、きょうりゅうのほね
ほねは ないか。ほねは ないか。ティラノサウルス、アパトサウルス、ステゴサウルス、トリケラトプス……。きょうりゅうの ほねは ないか。
ほね、ほね、きょうりゅうのほね|絵本ナビ
恐竜の骨を発掘して、丁寧に博物館に運び込み、組み立てて、ティラノサウルスの骨格標本を完成させるお話です。
シンプルでリズミカルな文章が、なんども口ずさみたくなってしまいます。
骨を見つけて「あった!」というシーンは「あった~!!」と大喜びだし、骨をひとつひとつ組み立てていくシーンは大人も一緒にワクワクしてしまいます。
骨格標本を見に、博物館に行きたくなる絵本です。
だれのほね?ぼくたちきょうりゅう
小さいほね、大きいほね、ながーいほね、たくさんのほね。だれのほね?
だれのほね?ぼくたちきょうりゅう|絵本ナビ
ページをめくって、「ほね」と「からだ」を見比べてみよう。
じっくり見ると発見がいっぱい。こどもたちの好奇心、探究心の扉を開く絵本です。
恐竜について楽しんで学習できる施設として人気を誇り、国際的な評価も高い福井県立恐竜博物館が監修を担当。
ものすごく可愛い切り絵の絵本です。
バラバラの骨のページに「あたまにはつのが3ぼん。おおきなえりかざりがかっこいいでしょう。だれのほね?」と文章があり、ページをめくると組み立てられた骨格と正解の恐竜が!
このクイズ形式が息子たちに大ハマりで、「トリケラトプス!」「モササウルス!」と大盛り上がりしています。
福井県立恐竜博物館監修なので、骨格や足跡はリアリティがあり、図鑑を毎日眺めているような恐竜キッズも納得の1冊です。
きょうりゅうのずかん
これが新説だ!
きょうりゅうのずかん|絵本ナビ
『でんしゃのずかん』『はたらくくるまのずかん』に続く、五十嵐美和子さんの大ヒット「コドモエのずかん」シリーズ第3弾。
重要な恐竜56種と同時代の動物16種を網羅。
恐竜研究の第一人者・富田京一先生監修による最新の学説を反映した恐竜たちは、かつて彼らが実在し、その子孫が今も生き続けていることをリアルに伝えます。
羽毛の毛並みまで緻密に描き出された姿には、思わず触りたくなる愛嬌が。
「恐竜のお仕事をするには」も収録。
2020年6月刊
緻密に描かれた恐竜のイラストがお見事!
内容はしっかり「図鑑」で、情報量もあり、寝かしつけ前の読み聞かせに持って来られるとウッとなります。
漢字が使われていないので、文字を読む練習にもなりそう。
様々な恐竜が羽毛の生えた姿で描かれていたり、スピノサウルスが泳いでいたのか歩いていたのか、研究によって姿が変わることが描かれていたりと、新鮮な学びがある絵本です。
きょうりゅうオーディション
全長245センチ、体重25キロの小さな恐竜・フクイベナートルさんの、軽妙な司会で進行する「恐竜オーディション」。首のなが~いブラキオサウルス、大きなえりがごじまんのトリケラトプス、大きな口をあけて歌う(吠える)ティラノサウスなどなど、「劇団ベナートル」の新しいお芝居に出たい恐竜たちが次々と特技を披露します。
きょうりゅうオーディション|絵本ナビ
確かな観察眼で生き生きと描かれた恐竜たちが繰り広げる、愛嬌たっぷりのエピソード。恐竜好きな子だけでなく、幅広い子ども達に楽しんでもらえる恐竜絵本です。
作者の たしろ ちさと さんが福井県立恐竜博物館を取材し、版画やコラージュなど様々な画法で描かれた恐竜たちはリアルながらもカラフルでコミカルで、とってもかわいい!
オーディションを受けに来た恐竜たちがそれぞれ特技を披露しますが、どの恐竜も愛嬌たっぷりで生き生きとしています。
この絵本の影響で、群馬の恐竜センターでプシッタコサウルスの化石を見たとき「たまごの恐竜!」と言っていました。
それくらい、何度も読んでいるお気に入りの絵本です。
きょうりゅうのかいかた
恐竜の家のつくりかた,えさのやりかた,おふろのいれかた――この本を読めば,長さ10メートルのブロントザウルスが飼えるようになります.さあ今日は,恐竜といっしょにハイキング!
きょうりゅうのかいかた|絵本ナビ
生き物好きの兄妹が、ブロントサウルスの「どん」を飼うお話です。
エサをあげたり、トイレのお世話をしたり、予防注射を受けさせたり…。生き物を飼うって、簡単ではないと学べます。
恐竜を飼うというファンタジーな設定なのに、内容は超現実的で、実際に恐竜を飼ったらこんな感じかな、と疑似体験ができます。
ティラノサウルスのはらぺこないちにち
肉食恐竜のティラノサウルスは、朝からはらぺこ。えものを探して歩きます。ドロマエオサウルス、パラサウロロフス、パキケファロサウルス……とさまざまな恐竜に出会いますが、逃げられたり、ちょっと遠くにいたりと、なかなかいただくことができません。だんだん、はらぺこのぺこぺこになったとき、やっとえものを捕まえた! と思ったら、横取りするやつが現れて戦いに! ティラノサウルスは、おなかいっぱいになることができるのでしょうか。白亜紀後期の北米大陸を舞台に、恐竜の世界をリアルなイラストで描いているにもかかわらず、どこか愛おしく感じてしまいます。
ティラノサウルスのはらぺこないちにち|絵本ナビ
作者の竹下文子さん・鈴木まもるさんコンビの のりものシリーズ「いそげ!きゅうきゅうしゃ」が私も息子も大好きで大好きで、そんなおふたりが恐竜絵本を出していると知り、同時刊行の「トリケラトプスのなんでもないいちにち」と2冊セットで読みました。
この絵本に登場するティラノサウルスは、よくある獰猛で暴れん坊なイメージとは大違い。なんだか応援したくなってしまうような、かわいらしさのある姿に描かれています。
狩りをしないと食べられないし、せっかく手に入れた獲物を横取りするヤツと戦わないといけないし、肉食恐竜って大変なのかも…。
いつもかっこよくて怖いわけじゃない、ティラノサウルスの意外な日常が新鮮で、違った目線で恐竜の世界を楽しめる絵本です。
トリケラトプスのなんでもないいちにち
太古の地球を支配する、弱肉強食のルール!
そんな世界をズシズシ歩く、巨大な体に鋭い牙!
敵うつツノに、ヨロイの体!もちろんそうです、みんな大好き恐竜の絵本です。
トリケラトプスのなんでもないいちにち|絵本ナビ
恐竜といえば、ダイナミックなイメージをかきたてられるもの。
でもね、そうそういつも、ドラマチックな毎日を送っているわけがないのです。
彼らにも、なんでもない日常があった……のかもしれません。
トリケラトプスの目線からみた世界はこんな感じなのか、と、一味違う日常が楽しめるお話です。
ドロマエオサウルス、ゴルゴサウルス、オルニトミムス、プテラノドンなど、様々な恐竜が登場しますが、その恐竜たちの動きの原因には実はティラノサウルスが…!同時刊行の「ティラノサウルスのはらぺこないちにち」と一緒に読むことで新たな気付きがあるので、ぜひ2冊セットで読んでみてください。
ほのぼのとしたお話ですが、「きょうもげんきでよかった。なんでもないいちにちでよかった」という文章に、一日一日を丁寧に生きようと思わせてくれる、素敵な絵本です。
としょかんのきょうりゅう
絵本作家、鳥の巣研究家の鈴木まもるが描く、恐竜の絵本!
ぼくたちが本のなかへ入っていくと、
トリケラトプスやブラキオサウルス、
パキケファロサウルス、キリンやゾウなど、
いろいろな恐竜と動物がいて…?恐竜の生態がわかる図鑑のような要素もある、
としょかんのきょうりゅう|絵本ナビ
ユニークなファンタジー。
迫力の絵が魅力の絵本です。
現代の動物とくらべながら、恐竜がどんな生き物だったのかがわかるお話になっています。
アフリカゾウと並ぶと、パラサウロロフスがとても大きな生き物だったことが一目でわかり、子供たちも「でっかいねぇ」と目を輝かせていました。
ブラキオサウルスとキリンが並んだり、トリケラトプスの仲間とレイヨウの仲間が並んだり。次々に出てくる恐竜と動物にワクワクします。
図鑑で見るよりも恐竜の大きさが実感できて、主人公の子供たちと一緒に絵本の中に入り込んだような体験ができる1冊です。
おまえうまそうだな
アンキロサウルスのあかちゃんのまえに、ティラノサウルスがあらわれて、「ガオー! おまえうまそうだな」とちかづいていくと – – – 。
おまえうまそうだな|絵本ナビ
数多くのヒット作を持つ宮西達也さんの、代表作ともいえる名作絵本です!
アンキロサウルスの赤ちゃんにお父さんと間違われてしまったティラノサウルスが、うっかり父性に目覚めていく様子が面白おかしく、切なく描かれています。
はじめは戸惑っていたティラノサウルスが、アンキロサウルスの赤ちゃんのことを大切に思い、心配し、最後は本当に相手を思いやるからこその行動をとります。
ラストの思いがけない展開に、ティラノサウルスの大きな愛が垣間見える、感動する絵本。
大人も泣ける絵本です。
息子たちはどこまで理解できているかわかりませんが、このティラノサウルスのような気持ちを持つ人になってほしい。
こんなにかわいいグッズもあります。
おれはティラノサウルスだ
むかしむかしおおむかし。まだじょうずにとべないプテラノドンの子がいました。そこへおそろしいティラノサウルスがあらわれて…。
けんぶち絵本の里大賞『おまえうまそうだな』第2弾!
おれはティラノサウルスだ|絵本ナビ
「おまえうまそうだな」と同じティラノサウルスシリーズ第2弾。
こちらも泣ける絵本です。お父さんとお母さんに愛情いっぱいに育てられた優しいプテラノドンの子は、親からの教えを素直に守り、正体を隠してティラノサウルスを看病します。
ときにはお父さんとお母さんの言葉を思い出しながら頑張る姿に子供のピュアさを思い知らされ、自分の子育てを振り返る気持ちになりました。
お互いを思いやる心を持ちながらもすれ違う2頭に、優しく切ない気持ちになる、思わず涙が出てくる絵本です。
きょうぼくはなまえをもらった(きょうりゅうのサン)
15個のたまごの中で、一番先に生まれた男の子。父さんと母さんが愛情をこめて考えた、「サン」という名前がつくまでの物語。
きょうぼくはなまえをもらった|絵本ナビ
北海道むかわ町穂別で発見されたカムイサウルス(むかわ竜)をモデルにした絵本。サンのお話のあとに、むかわ竜の解説が付いています。
卵からうまれた恐竜の男の子に、お父さんとお母さんが「どんな名前にしようかな」と悩みながら、「サン」という名前を付けるまでのお話。
親が付ける「名前」は、子供のことを想いながらつけた最初のプレゼント、ということを思い出させてくれる、優しい気持ちになる絵本です。
絵のタッチは海外の絵本っぽいですが、北海道のカムイサウルス(むかわ竜)をモデルにした日本人作家さんの絵本です。
いまぼくはここにいる(きょうりゅうのサン)
きょうりゅうのサンは、ティラノサウルスに追いかけられて、海の中へ。そして、何万年、何千万年もたち、化石として発見されました。恐竜が生きていた時代から現代まで「命のつながり」を感じられます。 北海道むかわ町穂別で発見された「むかわ竜」をモデルにした絵本。サンのお話のあとに、むかわ竜の解説が付いています。
きょうりゅうのサンいまぼくはここにいる|絵本ナビ
「きょうぼくはなまえをもらった」と同じ「きょうりゅうのサン」シリーズ続編。
一番先に生まれたけれど、泣き虫のサンはティラノサウルスに追われるたびにめそめそしていました。いつもお父さんとお母さんに守ってもらっていましたが、ある日、お父さんとお母さんは帰ってきませんでした。
その日からサンはお父さんとお母さんがしていたように周囲を警戒し、弟や妹たちを守ります。
しかし、ティラノサウルスを引き付けようと海に逃げ、おぼれて息絶えてしまう…。
何千年、何万年もたって、サンの化石が発見され、現代につながっていくお話です。
思わず涙が出てくるお話ですが、ラストはほっこり温かい展開。
化石の成り立ちや、弱肉強食のシビアな世界、サンの勇気や成長など、科学的にもメンタル面にも学びがある絵本です。
「きょうぼくはなまえをもらった」とセットで読むとさらに泣けます。
コドモザウルス
ダイちゃんは恐竜が大好きです。恐竜の図鑑を見て、うとうとしていたダイちゃんは、なんと化石になって恐竜の世界へ! ダイちゃんを発見した恐竜たちは大さわぎ。ダイちゃんは、いったいどうなるのでしょうか? あべこべなファンタジー。
コドモザウルス|絵本ナビ
「へんてこな いきものの化石」として恐竜に発見されたダイちゃん。
恐竜の博士たちはダイちゃんの化石に「コドモザウルス」と命名し、トンチンカンな解説をします。
「ちがうよみんな!ぜんぜんちがう…」とさけびたいダイちゃんちゃんですが、化石なので声を出すこともできません。
恐竜の化石たちもこんな風に思っているのかも?博物館で見た説明も、ほんとうは違うのかもしれないね。と考えるきっかけにもなる絵本です。
ラストは夢から覚めてハッピーエンド、というだけでは終わらない深い絵本です。
ぼくのきょうりゅうかんさつ日記
主人公の少年が、恐竜博士のお父さんとタイムマシンで、恐竜観察旅行にでかけるというストーリー仕立ての絵本です。
ぼくのきょうりゅうかんさつ日記|絵本ナビ
少年が描くきょうりゅうのイラストとともに基本的な恐竜の豆知識が、わかりやすく説明している観察絵日記となっています。
少年が描いた観察日記という設定で、絵がカラフルで個性的。でも特徴をしっかりつかんでいて迫力があります。
ひとつひとつの恐竜に書かれた説明は図鑑のように読み応えたっぷり。
トリケラトプスの仲間の襟飾りの形を一覧に描いたページは圧巻です。
3歳の長男は、魚をくわえたスピノサウルスのページが大好きで喜んで見ています。
恐竜の絵はすっきりリアルな方が良い、という方には合わないかもしれませんが、恐竜好きならきっとワクワクできる一冊です。
きょうりゅう、えらいぞ
きやいしころをおしのけてすすむブルドーザートプス。どこでもほりかえすショベルサウルス。おなかがごろごろしているセメントサウルス。ひがついてたらすぐたべちゃうファイアーサウルス…。そんなはたらくクルマにそっくりのきょうりゅうがたくさんいた、おおむかしのちきゅうたんけんにでかけよう。2009年の「最優秀新作絵本」(パブリッシャーズ・ウィークリー誌)に選ばれた話題の恐竜絵本。
きょうりゅう、えらいぞ|Amazon
はたらくくるまと恐竜が合体した「トラックきょうりゅう」たちのお話です。
ブルドーザーやクレーン車、ミキサー車がもしも古代から進化した生き物だったら、と男の子の妄想がさく裂したような内容です。
メカニカルでワイルドで、本能のままに生きているトラックきょうりゅうたちが進化の過程で歯やつめを落とし、良い子になって、働き者の車になったんだとしたら…。
ありそうでなかった、ファンタジーな絵本です。
いつかきっとみつかるさ!
マーティは、恐竜に夢中。今でもいると信じている。「どこかに、かくれているだけなんだ」。そこで、恐竜をさがしにいくと、でくわすのは、とんでもない生き物ばかり。恐竜でなきゃだめなんだ! けっして夢をうしなわない少年の、楽しいお話。
いつかきっとみつかるさ!|絵本ナビ
「きっとどこかにいるはずだよ」と信じてやまないマーティの、あきらめずに夢を追いかける気持ちを応援したくなります。子供の純粋なパワーってすごい!
家の中を探すといろんな生き物、おばけ、空想上の生物が見つかりますが、マーティはあくまで恐竜一筋。
息子たちはチラッと見えたしっぽに「恐竜いた!」とマーティと一緒になってワクワクしていました。
子供の頭の中をのぞいたような、夢あふれるお話です。
ティタノサウルスさんきょうだい おかあさん、どこ?
たまごからかえったばかりの、ティタノサウルスの3兄弟。
あれあれ、ママはどこ?3兄弟は、みんなに聞きながら、母親を探しにでかけます。
初めてのジャングルでつぎつぎと出会う恐竜たち。
途中でティラノサウルスにでくわしたり、ハラハラドキドキの大冒険!3兄弟は、無事に母親に出会えるでしょうか!?
ティタノサウルスさんきょうだい おかあさん、どこ?|絵本ナビ
ストーリーはシンプルですが、次々に出会う恐竜たちが「しらないよ、みてないよ、わからないよ」と3回繰り返して話すリズムが気に入ったのか、2歳の次男がマネをして「しらないよ、しらないよ…」と言いながら、自分でページをめくってよく読んでいます。
草の影から現れるティラノサウルスが迫力満点です。
さりげなく描き込まれているフンコロガシやバッタなどを各ページで見つけるのも楽しいです。
はくぶつかんのよる
だれもいなくなった夜の博物館.しずまりかえった展示室から,一ぴきのきいろいチョウがにげだします.それを合図に,標本の昆虫や恐竜の化石,はくせいの動物や鳥たちが,いっせいに目をさまして,動きだします! 夜が明けるまで,博物館はおまつりさわぎ.『あおのじかん』の作者がえがく,圧巻のナイトミュージアム.
はくぶつかんのよる|絵本ナビ
恐竜がメインの絵本ではありませんが、博物館や動物、昆虫好きな子にもおすすめの絵本。
フランスにあるコンフリュアンス博物館を舞台に、夜になると動き出す博物館の住人たちが、繊細で神秘的なタッチで描かれています。
幻想的な雰囲気の中、リアルに描かれた動物、昆虫、化石、鉱物などが次々出てきてワクワクします。博物館に行きたくなる一冊です。
さいごに
おすすめの恐竜絵本をご紹介しました。
恐竜をきっかけに、生き物や地球や歴史など、子供たちの興味関心が大きく広がっていったら楽しいですね。
お気に入りの1冊に出会えますように♪
ついでに、恐竜好きの大人におすすめの漫画をひとつご紹介します。
恐竜を研究する大学生のお話で、サクサク読めるので育児の息抜きにも。
基本はラブコメなのですが恐竜や生物の情報がマニアックで、化石の発掘現場や博物館の仕事の裏側がわかるので興味深く、今ものすごくハマっています。恐竜好きなパパママ、ぜひ読んでみてください!
\ 恐竜オタクの研究室ラブコメ /
もしお好きな方がいたら仲良くなりたい…
余談失礼しました~
- すごいぞ!!きょうりゅう
- 恐竜バス
- ベッドのなかはきょうりゅうのくに
- わんぱくだんのきょうりゅうたんけん
- みえた!きょうりゅうのせかい
- ほね、ほね、きょうりゅうのほね
- だれのほね?ぼくたちきょうりゅう
- きょうりゅうのずかん
- きょうりゅうオーディション
- きょうりゅうのかいかた
- ティラノサウルスのはらぺこないちにち
- トリケラトプスのなんでもないいちにち
- としょかんのきょうりゅう
- おまえうまそうだな
- おれはティラノサウルスだ
- きょうぼくはなまえをもらった
- いまぼくはここにいる
- コドモザウルス
- ぼくのきょうりゅうかんさつ日記
- きょうりゅう、えらいぞ
- いつかきっとみつかるさ!
- おかあさん、どこ?
- はくぶつかんのよる
最後までお読みいただき、ありがとうございました。