
糸がピロピロ出てくるし、転がるし、上糸と下糸の色合わせもどれだったかわからなくなるボビン。
収納方法に悩んでいたのですが、ボビンとミシン糸を一つにまとめる方法に落ち着きました。
糸の色合わせに悩まなくなり、収納ケースに雑に入れても糸が絡まず快適です。
100均や手芸店で見つけた、ボビンクリップ・ミスターボビン・ボビンストッカーの3つを比較します。
ボビンコネクターやボビンホルダーなど様々な呼び名がありますが、ここではこの3つに統一します。
ボビンクリップ・ミスターボビン・ボビンストッカーの比較表

![]() ボビンクリップ | ![]() ミスターボビン | ![]() ボビンストッカー | |
---|---|---|---|
価格 | 安め | まぁまぁ | 高め |
大きさ | 大きい 約6.8cm | 約2.4cm | 小さいまぁまぁ 約4.8cm |
外れにくさ | がっちり | 少しぐらつく | 少しぐらつく |
購入できる所 | 100均 手芸店 ネット | 手芸店 ネット | 手芸店 ネット |
購入する | 購入する | 購入する |
楽天市場やAmazonでは大容量で安く売られていることもあり、価格は比較しにくいですが、ボビンクリップが最も安く手に入ります。
ただしボビンクリップは高さがあり、コンパクトに収納しにくいデメリットがあります。
もっともコンパクトになるのはミスターボビンで、引き出しなど高さがない場所に収納する際はミスターボビンがおすすめです。
3種類とも手芸店やネットショップで購入できますが、100円ショップで見かけるのはボビンクリップのみです。私はダイソーで見つけました。
収納ボックスなどに雑に収納しても外れにくいのはボビンクリップです。ミスターボビンとボビンストッカーもなかなか外れることはありませんが、少しぐらつきます。
高さの比較

立てて収納したとき、最もコンパクトなのはミスターボビン、最も高さがあるのはボビンクリップです。
約4センチのミシン糸と組み合わせた時の高さは、ボビンクリップが約6.8センチ、ミスターボビンが約5.2センチ、ボビンストッカーが約6センチです。
外れにくさの比較

3種類とも、さかさまにしても取れず、しっかりとミシン糸とまとめられます。
写真ようにガサッと収納してガチャガチャしても外れませんよ。
ボビンクリップはボビンを貫いてはまっているので、この中では一番安定感がありがっちり固定されています。
ミスターボビンとボビンストッカーは、ボビンを上から差し込む形で、ボビンクリップと比べるとややぐらつきます。
次からはそれぞれの使い方・良いところ・イマイチなところをご紹介します。
ボビンクリップ
楽天やAmazonでは大容量で安く手に入ります。
ダイソーでは、「ボビンストッカー」という商品名で6個入りのものを見つけました。
使い方
クリップをピンセットのようにして、糸の端をつかみます。

つかんだままボビンの穴に差し込みます。

そのままミシン糸の穴にも差し込めば完成。

良いところ
- 価格が安い
- 100円ショップでも手に入る
- がっちりはまって安定感がある
イマイチなところ
- 大きい
- 糸をつまみにくいときがある
ミスターボビン
8個入りと、お得な30個入りがあります。
顔にはしっかりと笑顔が描かれており、和みます。
使い方
ミスターボビンの足をミシン糸の穴に差し込みます。

頭の隙間にボビンの糸端を挟みます。

頭にボビンをカチッとはめて完成。

良いところ
- コンパクト
- かわいい
- 価格に見合った性能
イマイチなところ
- 小さくてつまみにくいことも
- 失くしやすい
ボビンストッカー
シリコン製で大きめなので3つの中では一番扱いやすく、細かい作業が億劫な方にもおすすめ。
カラフルで目立つものが多いです。
使い方
ボビンストッカーの穴に、ボビンの糸端を通します。

ミシンの穴にグイッと差し込みます。

上部にボビンを差し込んで完成。

良いところ
- カラフルでかわいい
- 柔らかく大きめで扱いやすい
- 失くしにくい
イマイチなところ
- 価格が高い
まとめ

3種類を比較してみて、一番使いやすく価格とのバランスも良いのはミスターボビンです。
小さいものを扱うのが億劫でなければ、ミスターボビンがおすすめですよ。
収納の高さを気にしないなら、ボビンクリップが一番コストがかかりません。
使う状況を思い浮かべながら選んでみてくださいね。
少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。